和室→洋室

6畳・8畳と続く和室の間仕切りを撤去して、一つの大きな洋室にリフォームしました。

木目の美しい洋室へ


施工過程

まずは畳を全て外し、既存の床下地を補強。
その後、12mmの構造用ベニヤを張り、新しい下地を作ります。

天井の下地が見えている状態
床下地施工中

スペーサーを使用しながら檜の床板を施工中

下地の上には、檜の床板を張ります。

板は、湿度によって膨らんだり縮んだりするため、その伸縮分を考慮した隙間を作る必要があり、張り仕舞いには壁との隙間も必要です。

施工する季節や湿度に合わせて隙間を決め、1枚ずつスペーサーを挟みながらの施工となりました。


養生された床
養生された床

床を張り終わった後は、他の作業に備えて養生します。
※養生…汚れや傷から守るためにシートなどを貼ること。

粘着力の低いマスキングテープを貼ってから養生テープを使用し、陽当たりが良い部屋の場合は床が日焼けしないよう、壁際まで隙間なく養生します。
※上記3枚の写真は別件施工時のものですが、同じくスペーサーを使用し、養生しているため例として掲載しています。

完成

ディスプレイ棚と檜の床

白い壁と檜の木目が美しい、すっきりとした洋室が完成。
小さめの巾木を使用したこともポイントの一つとなりました。