大工の話：4.見切り

見切り（みきり）：建築において仕上げが分かれる部分やそれらの形状と納まりのこと。

「見切り」とは、壁や床など家の中で、異なる素材のものが合わさる部分にあてられるものです。
窓枠、ドア枠、敷居、鴨居、巾木、廻り縁などをまとめて呼称します。

既製品でも様々な素材やサイズ・デザインがありますが、
施主様のイメージするデザインや、思い入れのある木を使用したい、などのご希望がある時は
サイズを合わせて加工する場合もあります。

「前の家の一部を思い出に取り入れたい」
「リフォーム時に周りの雰囲気とちぐはぐにならないようにしたい」
「ちょっとした段差を解消したい」

そんな時は、見切り材の加工経験をもつ大工によるオーダーメイドで、イメージを実現します。